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【伊南川100kmウルトラ遠足】

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    parkランニングディレクターの山田です。
    10/22開催の「伊南川100kmウルトラ遠足」に参加してきました。“遠足”と書いて「とおあし」と読みますが、ウルトラは、それはそれは長い遠足(えんそく)のようなものです。

     

    さて、ウルトラはこれで4回目でした。
    毎回必ず何らかのテーマを持ってレースに臨みます。
    テーマがないとこの長過ぎる遠足(えんそく)をクリア出来ないからでもありまし(笑)、おさらいがてら1回目からのテーマを振り返ってみます。

     

    ・初ウルトラ/20094月「チャレンジ富士五湖100km

    テーマ:制限時間14時間以内に完走すること → 13時間30分で完走。

    2回目ウルトラ/20106月「サロマ湖100km

    テーマ:VFFで制限時間13時間以内に完走すること → 12時間30分で完走。


    3回目ウルトラ/20115月「萩往還140km

    テーマ:リュックなし=エイドステーションのみの補給で完走すること → 20時間30分で完走。

     

    そして4回目ウルトラとなる「伊奈川100km」でのテーマは、前半ツッコミ気味でメリハリをつけた走りで完走すること → 11時間30分で完走。

     

    3回のウルトラを通じてウルトラを走れる脚力は勿論、裸足系シューズで、エイドステーションのみの補給で走れることを立証出来たので、4回目の今回はやや戦略的なテーマを設けました。

     

    <前半ツッコミ気味で…とは?>

    どの距離でもスロースターターの僕は、後半追い上げ型の走りになります。
    前半抑え気味に走り、身体の温まりに比例して徐々にペースを上げ、疲労を隠せない前を行くランナーをガシガシ抜いていく。そんな走りが基本でした。

    だけれども、これまでの自分を覆すことをやってみようと思い立ったのです。
    それが「前半ツッコミ気味」で走ることでした。
    幸いこの実験を後押しする条件がありました。

    この大会は朝5時スタート・制限時間16時間という設定でしたが、伊南川は福島県南会津地方にあり、日本の原風景が広がるような中では日が暮れる夕方5時過ぎには辺りは真っ暗になります。
    ヘッドライト推奨にも関わらず持ってくるのを忘れたこともあり、明るいうちに(12時間以内=自己ベストで)ゴールしたくなったのです。

    <メリハリをつけた走り…とは?>

    他ではあまり見られないユニークなコース設定でした。
    それは30km過ぎから“ラン禁止”の国定公園を通りながら標高1700mまで登ること。
    そして60km過ぎから10km近く続く長い長い急勾配の坂道を登ること。

    国定公園は“ラン禁止”なので勿論ですが、60km過ぎからの坂道も走らず歩くことにしました。
    標高を一気に上がるコース設定とはつまり、その後に急勾配の坂道を下ることを同時に意味します。

    登りは歩く。
    歩くことで脚を温存させ、下りは慣性の法則に従い勢いよく駆け下りる。
    膝などへの過度な負荷というリスク承知で「メリハリをつけた走り」を試してみたのです。

     

    【レース本番は最大の実験場】

    マラソン大会は屋外で行われる以上、同じ条件のレースはありません。
    それは短い距離でもウルトラのような長い距離でも言えることで、実際この伊南川100kmでも昨年はスタート時に1℃という寒い中でのレースだったそうです。
    そして今年は雨でした。

    サロマ湖100kmはほぼ平坦でしたが、伊南川100kmは鋸の刃のような急勾配が2ヶ所ありました。
    このように同じ100kmでもコース設定はバラバラで、こうした条件は自分で選ぶことは出来ず、過去の走り方をそのまま当てはめることは出来ないのです。

     

    ラン歴数十年のベテランランナーとは違ってまだまだ経験値が足りない者としては、レース本番で多くの実験・検証をして経験値を上げるしかありません。
    ロールプレイングゲーム(RPG)のようなものですね。

    練習は練習のためにするのではなく、本番のための備えです。
    この備えなくして本番のパフォーマンスはないわけですが、本番は経験値を上げるための最大の実験場です。
    本番でしか得られない情報と結果があるからです。
    そう捉えています。

     

    <コンセプトは“捨てる”>

    ウルトラのような特殊な(?)競技は別としても、長距離という長い長い遠足(えんそく)をクリアするために何らかのテーマを設定して臨むことをオススメします。
    そしてそのテーマのコンセプトに一貫性があるとベターでしょう。

    僕の場合のコンセプトは「捨てる」ことです。
    サポート機能の付いたシューズを捨て、リュックを捨て、パワージェルのような補給食を捨て、携帯音楽プレイヤーを捨て、過去の自分を捨てる。

     

    今回のレースでは時計を忘れたことも幸いしてか、自己ベストを1時間も更新していました。
    総合17位というおまけまで付いて。
    どうやら時計もいらないのかもしれませんね。

     



     


    コメント
    断捨離走法、私もトライ中。

    参考になります。。。
    • ガネ
    • 2011/10/25 5:07 PM
    時計を捨てる。。参考になります。
    • ごん
    • 2011/10/25 5:22 PM
    余計なこだわりを捨てて本来の走りに集中するといい走りができるし、当然いい結果にもなるものなんでしょうね。

    走りの断捨離がテーマです。
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